表紙なし。
アセスメントから指導までのポイントを解説
通級指導教室は、子どもが所属するクラスに戻った時に、自ら学習できる力をはぐくむ場所です。そのためには、どんな要因でつまずいているのか、子どもの困っている状況、クラス担任からの情報、親からの主訴、検査結果などを複合的にみてアセスメントし、指導する。あらゆる角度から要因を探り、どのようなことを指導するか。
通級指導教室担当の先生は、まず運営イメージを持つことが大切。大阪府堺市の小中学校の通級指導事例を27例挙げ、著者が事例の大切なところ(ポイント)を解説する。多くの実例に触れることで、目の前の子ども指導のヒントになればと思う。
■もくじ■
1章 通級指導教室でおさえておきたいこと
1 . 通級指導教室での指導のメカニズム
2 . 通級対象の子どもたちとは
3 . アセスメントの流れと重要性
4. WISC Ⅳについて
5 . アセスメントからの指導すべき課題の選定
6 . 指導メニューの組み立て
7 . 支援計画、指導計画への反映
2章 事例から見る具体的支援
1. 言語・学習
2. 行動
3. 社会性
4. コミュニケーション
5. 不登校
6 その他